東京ガスで通称名使用

契約者名を通称名に変更しました

私、北村由衣は、性同一性障害（MtF）の当事者です。「北村由衣」は通称名です。
今回、東京ガスさんで手続きをして、契約名義を実名から通称名に変更しました

手続きは変更依頼書を郵送することで行いました。受理や完了のお知らせの類は返ってこなかったですが、 検針票に印字されている名義が変わったことで、完了したことを認知しました

手続きの経緯

東京ガスさんで通称名での契約に変更するのに有効だったのは、 「契約者名義変更依頼書（債権債務継承をともなう名義変更）」の提出でした。
書類は東京ガスのHPから取り寄せました。 これに、必要事項を記入の上、以前作成した公正証書の写しを添えました。 また、別紙として、性同一性障害の当事者であり、通称名での契約を希望する旨を手書きした文書を添えました。

ネットには改姓や単純な訂正を受け付けるフォームがあったのですが、 そちらで試みたところ、苗字も名前も両方違うためか、受理されませんでした。 しかし、きちんと証跡を添えて書面で名義変更依頼をしたら、受理していただけました。

公共料金の領収書名義

今月の検針票では、領収書部分がまだ実名のままでした。これが、支払い時点で登録していた名義に依存と、 振替している口座の名義とのどちらなのかはまだわかりません。
しかし、「住所の記載のある公共料金領収書」というものは本人確認書類として、弱いですが公証力があります。

領収書単品では押し通せないですが、記載されている人物がその住所に住んでいることを示すチカラがあるのです。

今回、無事ガス(と電気)の名義変更が叶って嬉しいです。
東京都水道局と…次戦、挑んでみましょうか…。